御糸米(みいとまい)とは
川広では三重県産コシヒカリ御糸米(みいとまい)を使用しています。
「御糸米」とは多気郡明和町御糸地方で生産される米のことです。
多気郡明和町御糸地方(伊勢市と松阪市の間くらいの地域)は昔から米作りの盛んなところで、櫛田川水系の豊かな水に育まれています。
昔から御糸地方は、御神領(ごしんりょう)として神宮に米と糸を奉納していました。
御糸米(みいとまい)の特徴
甘みがあり、冷めてもおいしいのが特徴。
炊き上がりの色つや・香りが良くしっとりとした粘りと風味をもつお米です。、
伊勢神宮の祭に奉納される伝説のお米
『真名鶴伝説』
伊雑宮ご鎮座の翌年秋、伊勢神宮に真名鶴が北から来て昼夜鳴きました。
倭姫命が使いを遣わすと、その鶴は現在の三重県明和町の葦原に還り、稲をくわえて鳴いていました。
それを聞いた倭姫命は、この稲を抜穂にして、伊勢神宮の御前に懸け奉りました。
これが懸税(カケチカラ)の起源であり、伊勢神宮で行われる神嘗祭(かんなめさい)の始まりとされている。
この伝承をもとに、10月の神嘗祭と11月の新嘗祭には、伊勢神宮の内宮と外宮へ御糸米の新穀を奉納し天地の恵みに対して感謝を表しています。
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